min(引数:2、返り値:real)
1) real:数値1
2) real:数値2
引数に指定した数値のうち小さい方を返します。
max(引数:2、返り値:real)
1) real:数値1
2) real:数値2
引数に指定した数値のうち大きい方を返します。
log(引数:1、返り値:real)
1) real:値
自然対数(eを底とする対数)を取得します。
log10(引数:1、返り値:real)
1) real:値
常用対数(10を底とする対数)を取得します。
cos(引数:1、返り値:real)
1) real:値(0〜360の値)
コサインを取得します。
sin(引数:1、返り値:real)
1) real:値(0〜360の値)
サインを取得します。
tan(引数:1、返り値:real)
1) real:値
タンジェントを取得します。
acos(引数:1、返り値:real)
1) real:値
アークコサイン(cosの逆関数)を取得します。
asin(引数:1、返り値:real)
1) real:値
アークサイン(sinの逆関数)を取得します。
atan(引数:1、返り値:real)
1) real:値
アークタンジェント(tanの逆関数)を取得します。
atan2(引数:2、返り値:real)
1) real:y値
2) real:x値
線分(0,0)-(x,y)の角度(deg)を取得します。
rand(引数:2、返り値:real)
1) real:最小値
2) real:最大値
最小値と最大値の間の乱数(ランダムな実数)を取得します。
min>maxならrand(max,min)が返ります。
小数点以下の値もランダムに得られるので注意してください。
また、rand(x, y)は[x, y)ではなく[x, y]になり、yを含みます。
round(引数:1、返り値:real)
1) real:値
四捨五入を行います。
truncate(引数:1、返り値:real)
1) real:値
符号を問わず小数点以下を切り捨てます。
truncでも同じ関数が呼ばれます。
ceil(引数:1、返り値:real)
1) real:値
+∞方向への切り上げを行います。
floor(引数:1、返り値:real)
1) real:値
-∞方向への切り下げを行います。
absolute(引数:1、返り値:real)
1) real:値
絶対値を取得します。
modc(引数:2、返り値:real)
1) real:除算対象値
2) real:除算値
剰余を計算します。C++やJavaと同等の剰余計算を行います。
例えば、以下の計算値になります。
-3 % 5 = -3
InstallFont(引数:1、返り値:bool)
1) char:フォントファイルへのパス
フォントを追加します。
この関数で追加したフォントはObjText_SetFontTypeで指定可能になります。
(Windowsに標準で入っているフォントは追加しなくても使えます。)
関数に成功した場合はtrueが返ります。
ToString(引数:1、返り値:char)
1) real:値
数値などを文字列に変換します。
IntToString(引数:1、返り値:char)
1) real:値
数値などを整数の文字列に変換します。
itoa(引数:1、返り値:char)
1) real:値
整数を整数の文字列に変換します。
rtoa(引数:1、返り値:char)
1) real:値
実数を整数の文字列に変換します。
rtos(引数:2、返り値:char)
1) char:フォーマット
2) real:値
実数をフォーマットにしたがって文字列に変換します。
フォーマットは以下の意味を持ちます。
記号 | 説明 |
0 | 数字 |
# | 数字(ゼロだと表示されない) |
. | 小数点 |
vtos(引数:2、返り値:char)
1) char:フォーマット
2) real:値
変数をフォーマットにしたがって文字列に変換します。
フォーマットは以下の意味を持ちます。
記号 | 説明 |
d | 整数 |
f | 実数 |
s | 文字列 |
数値 | フィールド幅 |
- | フィールド幅を指定したとき,空白を右に詰めて出力する。 |
0 | フィールド幅指定の数値出力のとき,空白にあたる部分にゼロを埋める。 |
atoi(引数:1、返り値:real)
1) char:値
文字列を整数に変換します。
ator(引数:1、返り値:real)
1) char:値
文字列を実数に変換します。
TrimString(引数:1、返り値:char)
1) char:値
文字列の前後の空白を除去します。
例えば以下のような結果になります。
TrimString(" ABC ") = "ABC"
SplitString(引数:2、返り値:char配列)
1) char:分割元文字列
2) char:切り分けに使用する文字(デリミタ)
文字列を指定した文字(デリミタ)で切り分けます。
返ってくるのは文字列の配列になります。
例えば以下のような結果になります。
SplitString("A/123/BCD", "/") = ["A", "123", "BCD"]
GetFileDirectory(引数:1、返り値:char)
1) char:ファイルパス
指定したファイルパスのフォルダを返します。
(指定したファイルパスの、ファイル名を除いた部分を返します)
GetFilePathList(引数:1、返り値:string配列)
1) char:ファイル/フォルダ パス
指定したファイルパス(もしくはフォルダパス)のフォルダにあるファイル一覧を返します。
GetDirectoryList(引数:1、返り値:string配列)
1) char:ファイル/フォルダ パス
指定したファイルパス(もしくはフォルダパス)のフォルダにあるフォルダ一覧を返します。
GetModuleDirectory(引数:0、返り値:char)
実行ファイルのディレクトリを返します。
GetMainStgScriptPath(引数:0、返り値:char)
メインで実行しているスクリプトのパスを返します。
スクリプト選択画面で選択したスクリプトのパスが返ります。
GetMainPackageScriptPath(引数:0、返り値:char)
メインで実行しているパッケージスクリプトのパスを返します。
GetMainStgScriptDirectory(引数:0、返り値:char)
メインで実行しているスクリプトのディレクトリを返します。
スクリプト選択画面で選択したスクリプトのディレクトリが返ります。
GetCurrentScriptDirectory(引数:0、返り値:char)
自身のスクリプトのディレクトリが返ります。
GetScriptPathList(引数:2、返り値:string配列)
1) char:フォルダパス
2) real:スクリプト種別
TYPE_SCRIPT_ALL :全スクリプト
TYPE_SCRIPT_PLAYER :自機スクリプト
TYPE_SCRIPT_SINGLE :Singleスクリプト
TYPE_SCRIPT_PULRAL :Pulralスクリプト
TYPE_SCRIPT_STAGE :Stageスクリプト
TYPE_SCRIPT_PACKAGE :Packageスクリプト
指定したフォルダ内の指定した種別の、有効なスクリプトパス一覧を返します。
GetCurrentDateTimeS(引数:0、返り値:char)
現在日時を文字列で返します。
例えば、2012/09/16 12:34:56 の場合、"20120916123456"が返ります。
数値に変換したい場合、
let strDateTime = GetCurrentDateTimeS();
let year = atoi(strDateTime[0..4]);
のように、文字列→数値 の変換を行ってください。
GetStageTime(引数:0、返り値:real)
ステージ開始時からの経過時間を返します。
単位はミリ秒です。
GetPackageTime(引数:0、返り値:real)
パッケージ開始時からの経過時間を返します。
単位はミリ秒です。
GetCurrentFps(引数:0、返り値:real)
現在のFPSを返します。
GetReplayFps(引数:0、返り値:real)
リプレイに保存されている現在のFPSを返します。
リプレイ中でない場合は常に0が返ります。
(リプレイ中かはIsReplayで判定できます。)
WriteLog(引数:1)
1) char:文字列
ログに文字列を出力します。
RaiseError(引数:1)
1) char:文字列
指定した文字列でエラーを発生させます。
スクリプトの実行は中断されます。
SetCommonData(引数:2)
1) char:値の名前(文字列)
2) free:保存する値
共通データを保存する関数です。
デフォルトの共通データ空間が対象になります。
GetCommonData(引数:2、返り値:free)
1) char:値の名前(文字列)
2) free:デフォルト値
共通データを読みこむ関数です。
値が存在しなかったら第二引数が返ります。
デフォルトの共通データ空間が対象になります。
ClearCommonData(引数:0)
共通データを削除します。
デフォルトの共通データ空間が対象になります。
DeleteCommonData(引数:1)
1) char:値の名前(文字列)
指定した共通の値を削除する関数です。
デフォルトの共通データ空間が対象になります。
SetAreaCommonData(引数:3)
1) char:共通データ空間名
2) char:値の名前
3) free:保存する値
共通データを保存する関数です。
GetAreaCommonData(引数:3、返り値:free)
1) char:共通データ空間名
2) char:値の名前
3) free:デフォルト値
共通データを読みこむ関数です。
値が存在しなかったら第三引数が返ります。
ClearAreaCommonData(引数:1)
1) char:共通データ空間名
共通データを削除します。
DeleteAreaCommonData(引数:2)
1) char:共通データ空間名
2) char:値の名前
指定した共通の値を削除する関数です。
CreateCommonDataArea(引数:1)
1) char:共通データ空間名
共通データを保存するメモリ空間を新たに作成します。
共通データ空間「""」は初期状態で作成済みです。
IsCommonDataAreaExists(引数:1、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
共通データを保存するメモリ空間が作成されているか調べます。
作成されている場合はtrueが返ります。
CopyCommonDataArea(引数:2)
1) char:コピー先共通データ空間名
2) char:コピー元共通データ空間名
共通データメモリ空間をコピーします。
コピー元共通データ空間が無かった場合は何も起きません。
GetCommonDataAreaKeyList(引数:0、返り値:char配列)
共通データメモリ空間の一覧を取得します。
GetCommonDataValueKeyList(引数:1、返り値:char配列)
1) char:コピー先共通データ空間名
共通データメモリ空間内の値キー一覧を取得します。
SaveCommonDataAreaA1(引数:1、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
共通データをファイルに保存します。
成功した場合はtrueが返ります。
LoadCommonDataAreaA1(引数:1、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
共通データをファイルから読み込みます。
成功した場合はtrueが返ります。
SaveCommonDataAreaA2(引数:2、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
2) char:ファイルパス
任意のファイルパスで共通データをファイルに保存します。
成功した場合はtrueが返ります。
LoadCommonDataAreaA2(引数:2、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
2) char:ファイルパス
任意のファイルパスから共通データをファイルから読み込みます。
成功した場合はtrueが返ります。
SaveCommonDataAreaToReplayFile(引数:1、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
共通データをリプレイファイルに保存します。
成功した場合はtrueが返ります。
リプレイ中に実行した場合はエラーになります。
関数を実行した時点の共通データをリプレイファイルのステージ毎の領域に保存します。
LoadCommonDataAreaFromReplayFile(引数:1、返り値:bool)
1) char:共通データ空間名
共通データをリプレイファイルから読み込みます。
成功した場合はtrueが返ります。
リプレイ以外(通常プレイ)で実行した場合はエラーになります。
共通データをリプレイファイルのステージ毎の領域から読み込みます。